2009-06-05 Fri


今を盛りに白い房状の花を咲かし芳香を放つ。ニセアカシアの大木
息子から「この花は何?」といって見せられた豆科の花。
これだけじゃ分からないからこの花の全容を知るべく
暇な親子は植物リサーチに出かけることにした。
私もちょうど休みだし
何よりも散策を兼ねての植物のリサーチは私の脳を満足させる。
滝沢村の室小路というところに連れて行かれ
ほらこれだよと見せられたのが
「ああこれはニセアカシア、別名ハリエンジュだよ」と答えた。
息子もさることながら、実を言うと私自身も
このニセアカシアについて子細に観察したことがなかったので
写真を撮った。
昔、♪「アカシアの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい」という
西田佐知子の歌がはやったが
アカシアは日本には生息せず中国原産だという。
ニセアカシアは2006年に外来生物法の要注意リストに指定されている。
外来種特有の本来の植生を乱し、高木化するので
薄い土壌に植えられた場合倒れやすいと言うことが理由らしい。
しかし豊富な蜜源にもなっているので
全国の養蜂業者は伐採を反対しているという。
花は全く藤の花に似て、しかし蔓状ではなく大木になる。
ハリエンジュという名のとうり枝にはとげがある。
キリンが好きそうな葉だ。
豆科は根粒菌をつくり
土壌を改善する働きもあるので
そう目くじらをたてて伐採せず
安易に外国から外来生物を導入しない方法をとりながら
CO2を吸収してくれる植物と考えれば良いのではと思うが・・・・
植えたり抜いたりというのは
人間のエゴのような気がしてならない。
本には花を天ぷらにすると美味と書いてあるが
まだ試す気になれない。
このハリエンジュも立派なハーブであろうが(花以外は有毒)
私はどんな食用花でも花を食べるのは気が引ける。
精一杯咲かせて次世代の種を育んで欲しいのだ。
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写真家 安童スタジオ