2009-08-13 Thu

和名をイラクサ。 ハーブ名はネトルと言います。高松池付近にて。
ネトルは、イラクサ科イラクサ属
日本種と区別するために西洋イラクサといっています。
イラクサ科は葉や茎に細かいトゲがあるので
採集するときは革の手袋が必要です。
トゲには、蟻酸やヒスタミンの成分が含まれて
電気ショックを受けたような痛みが数日続きます。
アンモニア水やギシギシの汁を刷り込むと痛みがとれます。
しかし、ミネラルやビタミンC、鉄カリウムを豊富に含むので
若芽をハーブティやゆでて食用にします。
全草が優れた堆肥ともなります。
増血、浄血、抗アレルギー尿酸排泄作用があり、花粉症
アレルギー症状や貧血、糖尿病予防、痛風、関節炎、リュウマチ
に対応するハーブとして古くから用いられているハーブです。
わたしが驚くのは
アンデルセンの童話の「白鳥の王子」で
魔法にかけられた11人の兄の王子たちを救うために
妹の王女がこのイラクサで服を作る話しです。
刺草といわれるネトルの茎からは繊維が取れるので
ヨーロッパではこの草から布を織っていたそうです。
妹の王女は愛する兄達の魔法がとけるように
痛いのを我慢して足でイラクサを踏み、軟らかくして繊維を取り
人数分の服の生地を織りつずけ
その間、約束どうり、声を出さないで作り続けました。
そうして兄達にかけられた呪いを解いたおはなし。
願いは簡単には叶わないけれど
たいがいのお話は「愛と勇気と希望」がキーポイントになります。
痛そうな全身トゲだらけのイラクサをみると
いつも愛の本質を教えられます。
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写真家 安童スタジオ