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2016

ヤドリギの根性

CATEGORY日記
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ヤドリギは半寄生植物で有りながら西洋では幸運を呼ぶ植物として知られています。
驚いたことに日本でも遠く万葉の時代に大伴家持が詠んだ和歌が残っています。

足びきの山の木ぬれのほよとりて
かざしつらくは千年ほぐとぞ

「山の木に茂っているホヨ(ヤドリギ)を取って髪にかざしたのは千年もの栄えをお祝いしようというような
意味です。」
とあるように、日本でも縁起の良い植物だと考えられていたようです。しかし、このヤドリギは
自分で光合成をするにもかかわらず、宿主の木の枝の組織の中に吸根を入れて養分を
吸収しているので宿主からしてみれば至って迷惑千万、さらに縁起物だと世の東西から
熱い眼差しで見られているのも「なんだかなー」と思ってしまいました。

北欧ではキリスト教以前、エノキ、ケヤキ、コナラ、ミズナラ、ブナの落葉した梢にその木が再び若芽を
出したように見え、新しい年を迎えるためにふさわしい植物として冬至に採取され、それが次第に
クリスマスにも使われるようになったようです。

参考文献 「HERB12月号」

アロマ館

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