23 2017

思い出の中の雪の情景

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子供の頃、よく兄に「歌声喫茶」に連れていってもらいました。
私は訳も分からずくっついて行ったのですが兄はロシアンティーを注文して小さな歌集も買ってくれました。
その店のリーダーらしい人が歌集の中からみんなのリクエストに応えながらアコーディオンや
ギーターで伴奏をします。

多くがロシア民謡だったり山の歌だったり、兎に角、今のカラオケのようではなくみんなで
同じ歌を合唱するのです。その中で冬に良く歌われた曲がトロイカ。

♪雪の白樺並木夕陽が映える 走れトロイカほがらかに鈴の音高く♪
まだ見ぬロシアの大地。鈴の音を響かせて三頭立ての馬車の鈴の音が聞こえてくる気がします。

みんなで歌うことがなんと愉しかった事でしょう。
大学のグリークラブに所属していた兄や仲間達がきれいにハモっているのを聞いているのも好きでした。
歌が大好きだった頃の懐かしい思い出です。

小さい時にすり込まれた愉しかった事は大人になってから記憶の奥から呼びさまされ
小さい時の何も心配もなく自由に暮らした日々まで思い出します。私が白樺が好きなのは
そんな過去の思い出と深く結びついている木だからなのでしょう。

雪の中の白樺の並木を見るとみんながそんなに豊かではなかった時代。みんなで歌うことで
明日への生きる糧にしていた時代の満ち足りた時の流れを感じます。

アロマ館

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